

みなさま、ごきげんよう
AEAJアロマテラピーアドバイザーと検定保持者がいるお店【アロマ暮らし】
のスタッフ、宮本です。
このブログではよく、「エッセンシャルオイル」または「精油」というワードがたくさん出てきますね。
アロマテラピーを実践されている方には、おなじみのワードですが、実はよく知らない。
もしくは、これからアロマテラピーを始める方には何のオイルなのか分からないですよね。
ということで今回はエッセンシャルオイル(以下、精油と表記)について紹介します。
■精油とは?■
アロマテラピーを語るにおいて、絶対に欠かすことのできないのが精油です。
簡単に言うと、
「植物の持つ香りの成分だけをギュギュギュッと濃縮したエキス」
のようなものです。
日本にはAEAJ(=公益社団法人 日本アロマ環境協会)と呼ばれる機関があり、AEAJは日本のアロマテラピーのドンともいえます。
そのAEAJは日本における「精油」を次のように定義しています。
「精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。」・・・(1)
つまり、100%植物由来の天然成分でない製品は精油とは名乗れないのです。
今では非常に安価で購入可能ですが、あまりにも安すぎるものは合成で作り出されたものである可能性が高いです。
これらは「アロマオイル」と名付けてある場合がほとんどです。
アロマテラピーを実践する際は、精油(またはエッセンシャルオイル)と表記されている製品を選ぶようにしましょう。
■精油の性質■
・高濃度に濃縮された芳香性(香り)を持つ。
→原材料となる植物を大量に使用し、元の植物から匂いが完全になくなるくらいまで香りの成分を抽出します。
どのくらい濃縮されているかというと1.5mlのラベンダー精油を作るのにラベンダーの花は100gも使用されています。
・揮発性が高い。
→精油は取り出したまま放っておくと、どんどんと蒸発します。これが揮発性です。
ですので、保存の際はフタを必ず閉めてくださいね。
・親油性がある。
→精油は水より軽く、水には溶けにくい性質があります。しかし、油にはよく溶ける性質があります。
これが親油性です。
■精油の注意点■
・原液を皮膚に塗らない。
→非常に高濃度に濃縮されているため、肌への刺激が強いです。付着した場合は水で洗い流してください。
・精油を飲まない。
→海外では飲用するアロマテラピーもあるのですが、AEAJでは飲用は禁止としています。
これは飲用で身体に副作用が出ることもあるためです。
・揮発性と共に引火する可能性もある。
→通常の使用では問題ないと思われます。
実際にラベンダー精油に火がつくか試してみましたが引火はしませんでした。
が、空気中に気化した精油が充満しているような空間では火気に気をつけてください!!
・成分が変化(劣化)する。
→精油は保存料も添加物も何もない天然素材なので、空気に触れた瞬間から成分変化が始まります。
高温多湿環境や、紫外線や、空気(酸化)で成分が変化しますので、キャップをしめ冷暗所で保存しましょう。
ここからが、特に重要な注意事項です。
・精油の成分に敏感に反応しすぎてしまう人もいる。
→お年を召された方や、持病のある方。妊婦さんや乳幼児には推奨されない使用法があります。
芳香浴でのご使用であれば、可能である場合がほとんどです。
表記をよく読み、使用方法に気を付けましょう。
・光毒性(ひかりどくせい)がある精油がある。
→柑橘系の精油は、皮膚に付着したまま紫外線を浴びると皮膚に様々な炎症が起きる可能性があります。
この性質を光毒性(ひかりどくせい)といい、覚えておくべき重要な性質です。
ベルガプテンと呼ばれる成分がこれの原因です。
「ベルガプテンフリー」の表記があるものは柑橘系でも光毒性はないと考えて大丈夫です。
今日の勉強はここまで!
次回は精油の製造方法についてご紹介しようと思います。
では、失礼いたします!
よしなに。
引用文献)
1)アロマテラピー検定 公式テキスト 2級 , 公益社団法人日本アロマ環境協会発行 , 2014年 , P41
